神島画伯をやってて、気づいた。
きっかけは、ピーさんとのやり取りだった。
ピーさんが、私の記事のコメントで、
「挿絵、描いてみたら?」
って。
しかも、そのあと自分でシュールな絵を載せてきた。
…
(下手すぎて、勇気出た。感謝。)
…
負けてられない。
それで私も挿絵を描いた。
…
(彼に謝ってる、わたし。)
そしたら、それが無性に楽しくって。
あ。
私、絵描きたかったんだ。
思い出した。
でも、美術の授業が死ぬほど苦手だった。
どうしても絵が描けない。
写生大会で公園に行くと、周りのみんなはちゃんと奥行きのある絵を描いている。
グリーンだけでも、いろんな色を使ってる。
めっちゃリアルできれい。
一方、私はめんどくさくて、たくさんの色を使えない。
せいぜい4色くらい。
公園で楽しく遊んでいる人を10人くらい描いても、
みんな同じ顔。
同じ体型。
同じ髪型。
服も同じ色。
せいぜい男と女で色分けしてるくらい。
立体感、ゼロ。
それが恥ずかしかった。
周りを見れば見るほど、
「ああ、私って絵が下手なんだ。」
と思った。
中学2年のとき、美術で粘土を使って何かを作る課題があった。
私の構想は壮大だった。
卵をぶち破って、不死鳥が生まれてくるシーン。
なぜかタイトルは、
「プライド」
しかし、まったく形にならない。
鳥も作れない。
卵の殻も作れない。
最終的に完成したのは、
なんか丸いの。
一応、卵です。
私は絶望して、先生のところへ持っていった。
「できません。」
「なんでだ。」
と聞かれたので、
「頭の中が、私の粘土技術に追いつかないんです。」
と答えた。
すると先生が、
「じゃあ、その頭の中を絵にしてこい。」
と言った。
で、絵にした。
さらに意味不明になった。
何を描いてるのか、自分でもよくわからない。
仕方がないので、その絵を指差しながら、せっせと口で説明した。
怒られるかな。
やり直してこいって言われるかな。
そう思っていたら、
「それでよし。」
と言われた。
で、なぜか通知表を見たら、
5。
万年3しか取ったことなかったのに。
びっくりした。
ちなみに、その後はまた3に戻った。
高校生になると、受験勉強に勤しむようになった。
前にも書いたように、
バカがバレて大騒ぎして、それを隠すために、いい大学に行くことしか脳みそになかった。
でも、本当はファッションデザイナーになりたかった。
だけど、あの下手さ加減だ。
頭の中にはある。
でも、表現できない。
だから諦めた。
高校の親友は、ヒスグラのデザイナーになった。
近所の幼馴染は、パリコレのデザイナーになった。
2人とも、絵がめちゃくちゃうまかった。
しかも、すでに独特な世界観があった。
高校の親友とは、毎週のようにデパートへ行って買い物していた。
好きなブランドもセンスも全然違ったけど、
ファッションショーごっこをするのが楽しかった。
そんな身近な2人が夢を叶えていくのを見て、
なんか、自分がちっぽけに思えた。
恥ずかしい。
みっともない。
そんな感情があった。
だから、ファッションの道も諦めた。
絵を描くこともやめた。
それから何十年も経って。
ピーさんきっかけで、また絵を描いた。
そしたら、
楽しかった。
あの頃を思い出した。
私は絵を描くことが好きだったんだ。
というか、
自分を表現することが好きだったんだ。
そして、調子に乗って始めた。
…
神島画伯、本日の一枚。
「宇宙からこんにちは。」
(ちなみに、右下の「認」は、画力向上禁止委員会の認定マーク)
最初の一枚を投稿するときは、めちゃくちゃ怖かった。
「なんでそんな下手くそなの、平気で投稿してるの?」
って思われるのが怖かった。
でも、出してみた。
あれ?
別にいいじゃん。
あのシュールな絵を、自分で何度も見てクスッと笑える。
それで完結なんです。
あの頃の私は、
「好き」と言うには、上手くなきゃいけないと思っていた。
でも、好きって、本当はもっと勝手なものだった。
下手でもいい。
誰にも評価されなくてもいい。
自分で見て、クスッと笑えたら、それでいい。
私は、絵を描くのが好きだ。
何十年もかかったけど、
やっと堂々と言える。
.
下手だけど。
なんか問題でも?
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I liked the realization that you do not have to earn the right to say you love something by being good at it. Coming back to drawing after decades and discovering that the enjoyment was still there feels like recovering a part of yourself you had judged too harshly when you were younger.
海月さん、おはようございます。
「宇宙からこんにちは。」のイラスト、思わず笑顔になって、癒されました。
なんか、とっても楽しそう。
自分の好きを形にするのって、ワクワクしますね。
読みながら、見ながら、心がどんどん軽くなりました。
私は、自分で基準を決めて、自分で自分を制限していたんだなって気づきました。
自由に、のびのびと、遊びたいなぁと思いました。
心躍る記事をありがとうございます🎶